Re:LIVEしてつばさを手に入れた話

自分の気持ちを書いてみればいいよ、

誰かに読んでほしかったら読んでもらえばいいし、

読んでもらいたくなければしまっておけばいいから。

 

私にそう言ってくれた人がいました。

その後も最近どう?とずっと気にかけてくれて、そんな人が私のそばにいてくれたことがずっとうれしくて、そうだ、書いてみよう、と思い立ちました。

 

 

 

 

一回りほど前の季節に荷物を片付けた話です。

 

 

 

 

荷物を片付けました。俗に言う遺品整理というやつです。

 

はじめましてからさよならまであっという間でした。ほんの少しの荷物。交わした言葉の数も覚えているほど少し。まだ覚えきることも出来ずぼんやりとしか認識出来ていないままだったそのお顔。本当に、すれ違っただけ、ぐらいの感覚でした。悲しかった。

ご家族が荷物をいくらか引き取りにいらっしゃって、少し時間が経ち、残りの荷物も片付けなくちゃね、という話になりました。

「私が片付けます。私に片付けさせてください」とお願いしました。

 

私が片付けた話をすると、「そんなことやりますなんてよく言ったね!?信じられない…」と驚かれたのですが、なんで?と言われると、この中で一番その人の気持ちを分かってあげられる?あげられるなんて言い方もおこがましいな、分からないなりに一番理解出来るのは私なんじゃないかな、と思ったから。私だったら、その荷物を不気味だったり気持ち悪いものとして邪険に扱ったりせず、誰よりも丁寧に扱うことが出来ると思ったから。

とてもショックだったのはこれが初めてではなかったから、でしょうか。そういうお別れは二度目でした。

もうずっとずっと前になるけど、その時も突然でした。その人も顔見知り、ぐらいで、交わした言葉は覚えているぐらいの数だけ。でも、お葬式で見たその光景がずっと忘れられず苦しんできました。「終わりにしたい」という望みを叶えたその人は、希望が叶ったけど全然幸せそうなお顔ではなかったし、きっと私たちを、この世を憎んで恨んで去って行ったんだ、と思いました。

その瞬間はその瞬間で辛かったのですが、時間が経つと記憶は少し曖昧になり、恐怖の輪郭はだんだんにじみ、ぼやけていって実体を失い、広がり、漠然とした怖さに変わっていきました。しんどい時、辛い目に遭ったと思った時、夢を見たり、その顔を思い出し、囁かれる「終わりにしちゃえばいいんじゃない?」に飲み込まれてしまいそうな恐怖。そんな選択肢があることを身をもって知ってしまい、現実的な選択肢としてそれがリストに並んでしまうというのかしら、そんなかんじでした。

もっと時が流れて、さすがに頻繁にはそれを思い出さなくなった頃(片付いたというよりは、押し入れの奥にしまいこんであまり目に触れなくなったかんじでした)に来た二度目のお別れでした。

 

いざ荷物に触れてみるとちょっと怖いような気もしましたが、きっちり丁寧に一つずつ荷物を拭って、しっかりと箱に詰めて、大切にしまって。そこに一人の人の生活があったんだと思うと、今さらだけど無性に愛しく思えるような。本当は生きているその人と過ごす時間を愛しいと思える今があったなら、もっともっとよかったのだけど。

物を片付ける、は、気持ちも片付けることなんだなと、散らかっていた気持ちが少し落ち着いていくようなかんじでした。

そうすると不思議なもので。前にお別れしたあの人は、私たちを憎んでたわけじゃなくて、怖かったのかもしれないな、その瞬間になってやっぱり死ぬのが、と冷静に想像が出来るようになったというか。思い出す顔は、もうこの世を睨んではいなかった。笑っていた顔を思い出せるようになりました。

 

一方、顔を思い出せないその人は大きな悲しみを残していったけど、それと同時にほんの少しだけ私を救って去って行った。不思議でした。もう伝える術もないけれど、一緒に過ごせる時間が続いていた方がもっとずっと幸せだったけど、ありがとうなんて言うのもおかしいと思うんだけど、それでもありがとうと思いました。

 

周りの人が沈んでいないか見張っていないと!私がやらなきゃ!と、気が張っている間は緊張感と使命感もあってそれなりに元気に(?)動けていたのだけど、しばらく時間が経って緊張感が緩んでくると、私の「怖い」は大きくなってきました。それは、これまで感じていた、いなくなってしまった人に対する”怖い”ではなく、今いる人がいなくなってしまうことへの”怖い”でした。

予定を知らせずに長く席を外している人がいるとものすごく不安。どこかで死んじゃったりしていないか。どこかで死のうとしてないか。心臓がドキドキして、戻ってきた姿を見て、ほっとして。生来の過敏なタチにあれやこれやが加わって神経質に磨きがかかったというのか。そういうことを考えていない時も、いつもどこかソワソワと落ち着かないものがあって、推しの音楽も、言葉も、テキストもずっとうわの空。全ての物事がなんとなく私の前を通り過ぎて行き、私が触ったものも表面を撫でただけで手からすり抜けていくかんじ。ただなんとなく時間は過ぎ、時間薬かななんてぼんやりしながらもぼんやりしきれず、動くのもしんどくて、かといって何か動いていないのもしんどくてメンタルヘルスマネジメント検定を受けてみたり(何か出来ることがあるのかもなんて思いながら自分を救いたかったんですよね。)、それでもぼーっと毎日過ごしていたら、Re:LIVE 8BEATツアーが行われることが決まっていました。

何とか神戸公演に行けることになり、うれしすぎて泣きました。そこまで頑張ればどうにかなる、そこに何とかたどり着けさえすれば救ってもらえる、そしたらその先はきっと元気に生きていける!!!頑張ろう、とにかくそこまでは!と。

ただ世の中はコロナコロナで、いつ公演が飛んでしまってもおかしくなく、行く予定が叶うのか全く分からない。こんなに縋るような思いでいて、楽しみにしていて、行けなくなるのは今の私には耐えられないと、CDを聞き込むことも出来ませんでした、もっと楽しみにしちゃうから。そしたら駄目だった時にもっと辛くなるから。

こんなに寄っかかっちゃってごめんなさいねぇ…とフラフラどうにかたどり着いたワールド記念ホール

安田くんが生きててよかったとGR8ESTで爆泣きした私、今度は自分が生きててよかったと爆泣きする番でした。

「何度でも立ち上がって その笑顔が見たくて

 今日もここで歌うんだ ずっと変わらないこの想い 届け」

ドキドキのオープニング。続くRe:LIVEの歌い出しで涙腺が爆発。久しぶりに会った関ジャニ∞はめちゃくちゃ関ジャニ∞でした。私が大好きな大好きな、生命力に溢れた関ジャニ∞でした。

「エンタメってなんなんだろう、この時期に本当に必要なのか?と悩んだ」というメンバーの話を聞いたけれど、ご飯でもお水でもお薬でもお布団でもなくて、でも元気や、生きてる!!って喜び、明日も頑張ろうっていうパワー、そういう大切なものを与えてくれるのは関ジャニ∞をはじめとするエンタメだけでした。

いっぱい泣いていっぱい笑っていっぱい(心の中で)叫んでペンライトを振りました。ここ2年ほど、世界はガラッと変わってしまい、エイトどころか友達に会うこともままならなくなり、どこへ行っても何をしていても何となくじっとりと纏わり付く死のにおいに怯えていたけれど、そんな日常の何もかもが吹っ飛んで、こんなにハッピーに包まれてる瞬間っていつぶりだっけ?って本当に楽しくて楽しくて幸せでした。

「信じてくれた勇敢なエイター、エイトが連れ出すよ」

Re:LIVEがお客さんを前にして披露される、この日のために生きてきた気がするって言ったら大袈裟って笑われるかもしれないけど、それでもこの日のために頑張って生きてきた。辛いことやしんどいこともあるけど、でも関ジャニ∞とここで会うために、何とか立ち上がってきた。どうにかこうにか生きてる、っていう状態でしかなかったけど、ライブの帰り道「生きててよかったね」と母に言ったら「ほんと、頑張ってきてよかったね。明日からも頑張れそうだ~」って笑ってて、やっぱり生きててよかった、と思いました。

 

 

 

急に全てがうまく回り出すなんてことはないんだけれど、少し元気が出てきて、Mixed JuiceのPV見たさに買ったジャニーズWESTのアルバムで「つばさ」に出会いました。

「よくある話も 当事者にだけは 絶望にも 幸せにもなるから

 同じ気持ちじゃなくていい 僕ら 互いのこと 少し想えたら」

よくある話。毎年多くの人がそうやってこの世界からいなくなってしまう。私なんかよりずっと身近な人がいなくなって苦しんでいる人がいる。そう思うと、私なんかの辛いを、辛いんです、悲しいんです、苦しいんです、って言っていいのかなとか、辛いよって言ったら「あぁ、よくあるよね、そういうこと」って言われるのかなとか、そういう気持ちがずっとあって。でも私の辛いって私だけのもので誰とも同じじゃなくて、私の辛いはそのまま認めてあげればいいのかってストンと落ちて。少なくとも、私は誰かに「あぁ、よくあるよね、そういうこと」とは思わないなって。だから自分にも同じようにやさしくしてあげようと、そんなちょっとやさしい気持ちになれた曲です。

「沈み込んだ理由さえも 翼になるかな」

悲しいことなんて無いにこしたことないんですけど、消えないし、無かったことにはしたくない、絶対いなかったことにはしたくないから、それなら翼にしたいよね。

 

 

季節が一周と少しして、最近、音がよく聞こえてくるようになりました。

つばさ、ラララ♪のバックにこんなきれいな弦の音が入ってたなんて前は聞こえてなかったな。よくこのアルバム聴いてたけど、こんな雰囲気だったっけ?今まで知らなかった音に溢れてたんだな、と気付いたりとか。好きなのに遠ざかっていたものが、やっぱり好きだわって思えたりとか(これは100%自分のコンディションのせい…)。

それで前に自分が書いたLIFE ISのブログを振り返ってみて、よく頑張ってたね、しんどかったね、と書いた時の自分に言ってあげようと思いました。あなたはまだLIFE ISのページを繰りながら、儚く見える安田くんが次のページではいなくなっちゃっているのではないかと怯えてもいたよね。今の私は、厳しい自然の前には小さくも、決して消されることのない安田くんの揺るぎない生命力を感じるのよ。今の私には、あなたに見えているよりもずっとずっと炎やリンゴの赤が真っ赤に、鮮烈に、生きて見えるのよ、安心して。と、そんな気持ちになりました。

「明日読んだら、今日の私とは全然違う感じ方をするのかもしれない」という気持ちは当時と変わらないしやっぱりそうだった。そこに、弱々の日もあるだろうけど、それでも変わっていく私が楽しみだね、とわくわくしている私がいるのが、前の私とはちょっと違うところかな。

 

 

最近母が「私あんまり『結婚結婚!』って言わなくなったでしょ?あんたがなんか今楽しそうに生きてるように見えるからそれでいいか、とも思ってきて。いや、もちろんしてくれるとうれしいんだけどね!!!」という話をしてきて。その問題はまぁ置いとくとして笑 そっかー、今の私、そんな風に見えてるかーってうれしくなりました。もしここまで読んでくれた方がいたとしたら、私が楽しそうなのはきっと、そんなあなたのおかげです。おかげさまで、きっと明日も楽しいです。あなたの明日も楽しいともっともっとうれしいです。

いつもほんまにありがとう。

 

 

前に進むために書かずにはいられなかったのと。

みーんな引っくるめて私なので絶対忘れてあげないからねっていうのと。

翼、手に入れた気がしましてね。

うれしいなって思ったので。

とりとめもなく書いてしまいました。

 

 

LIFE IS発売記念日には遅れてしまったけれど。

改めてLIFE IS製作陣の皆様への感謝をこめて。

今日もがむしゃらに生きるみなさま及び自分に愛とエールをこめて。

自分の選択に自信を持ちたいので書きました。

 安田くんは、生で観客と熱の交換が出来る”舞台”を愛しています。

「舞台をやりたい!年に2回でもやりたい!」

そんな安田くんの願いが叶うといいなぁと私は常々思っています。が、安田くんは舞台をどれだけ好きか教えてくれるのと同時に、強い照明の中で眼鏡を外すのが彼にとって大変な負担であることも教えてくれました。私は安田くんの願いが叶うのは簡単でないことを知りました。

眼鏡をかけて出演出来る舞台が2作続いていたけど、眼鏡で出られる役の依頼ってずっとあるんだろうか?「もう無理しない」と決めた安田くんに、出られる舞台はあるんだろうか?あんなに舞台で輝く人なのに、もし眼鏡が枷で出られないことが多いとすれば悔し過ぎる(安田くんがいつでもどこにいても輝いてるのは宇宙の法則として、舞台ではさらにキラキラしているという意味です)。

勝手に心配?おせっかい?をしている時に入ってきたのが「1年半ぶり主演舞台決定」のお知らせ。うれしかったぁ…!安田くんにオファーが来たのだ!!お話を頂いて、安田くんは舞台をやれる!ととても喜んだんだろうなと思って。すごくうれしかった。

舞台決定の記事が載った新聞を買って、ネットの記事を読んで。安田くんのコメントには「ライブということをとても大切に感じている僕としては、この状況下で、ファンの方と直接会える環境を作れて幸せ…」とあり、えぇ…こんな公共のコメントでファン大事にしてくれちゃっていいの??ありがとう……と聖火リレーが決まった時のコメントを思い出したりしました。何だか安田くんとご縁のありそうなゴッホ役ということでとても楽しみ。記事に載ってる写真の安田くんはまだ見たことのない表情の安田くん。うわぁ…安田くんの舞台が始まるのだ…というドキドキ。

ここ最近安田くんがどんどん華奢になっていってるので、脂肪の多い肉たんまり食って乗りきるんやで…!へんなもん拾ったらあかんで!という心配をほんの少々。

 

なかなか舞台の情報が出てこず申し込みが始まらないことに、心配の声を拝見することもありましたが、私は少し安心していました。どこまでもついてくるあの重苦しい不安に触れずにいられたから。考えることを先延ばしに出来たから。ですが、そうもいかなくなりました。当たり前です。申し込みは始まり、幕は上がるのですから。

 

結論から言うと、私は舞台を観に行けない。

悔しい。悔しい。悲しい。

昨年からずっと外出自粛。エイトのCD発売日だけ電車に乗って数駅先のタワレコに行くのが本当に楽しみで、あと、安田くんの誕生日にほんの少し遠出して公開された窮鼠を観に行けたのがとってもうれしかった。全ては、エイトのドームツアーが帰ってくる日、みんなのソロ舞台が無事に行われる日が早く戻ってくるため。そう信じて一年自粛生活を送ってきたけど、全然良くならない状況。私、エイトに会うために自粛生活送ってきたのになぁ。ある程度状況が落ち着いて不安でキリキリすることもなく、その日だけは何も考えず楽しく観劇出来るようであってほしかった。悲しいね。

同居している家族も若くないし、劇場は遠いし…自分の体調も安定して微妙だし笑 情報が出た時に大体分かってたことだけどやっぱり悲しくて悲しくて泣いた。だって安田くん大好きなんだもん!!!舞台に立つ安田くん大好きなんだもんーーー!!!くっそーーー観たかったーー!!安田くんが、大好きなお仕事をしてキラキラしているのが観たかった!!!!!私が安田くんの舞台申し込み棄権するとか全部嘘だろ?全部嘘だろーーー!!!

 

舞台が始まる少し前から、髪は役に合わせて伸ばしてるのね!とか、徐々にスイッチが入っていくのを見てドキドキわくわくするし、舞台の上の安田くんは、安田くんを観てるという感覚がないほど、その役の人生を生きている。他の誰でもなく、安田くんがこの役を演じた意味、安田くんであった必要性を感じて胸が熱くなる。安田くんの放った熱を分けてもらって、ずっと大切に胸に灯してる。

私はあまり舞台を観たことがないので、他の方と比べてどうとか難しいことは全然分からないけど、とにかく私にとって舞台の上の安田くんが魅力的なのだ。愛してるよ安田くん~~!!!

 

安田くんの道は続いて、私も生きて、きっとまた道は交わって、安田くんの舞台を観られる日が来る。生きて、会おう。ねえ安田くん指切りげんまんしよ???(ここで安田くんの小指思い出したらかわいすぎたので泣いてる)

 

(少プレさんよ…絶対リボルバーの映像放送してくださいね…忘れてもらえないの歌もまだ放送してないですよね…セットで放送してくれてもええんやで…?)

 

人生は選択の連続。

これでいいや!と決めた次の瞬間には、ウソウソ~!やっぱ応募する~~!応募するから落として!そしたら諦めつくから!!と思ったり(ほんとですか?)、行ける人をうらやましく思い枕を濡らす日も、安田くんを思い枕を濡らす日もたくさんあると思うんですけど、少しでも私が私の選択に自信を持てるために書きました。

 

 そう、crystalが言ってた。

「強がりでもいいんだ 信じ抜いて」

SixTONESはじめました。1STにSTンディングオベーション

最近やっとSixTONESのメンバーを全員覚えたばかりのエイターが1ST(原石盤)を手にした話。

(”お名前の呼び方”の変遷も、沈みゆくオタクの記録として敢えて統一せずにおいておきます)

(本当に何もしらないので色々と失礼なところや誤ってる点がございましたらごめんなさい) 

 

 

私がKAT-TUN大好きの関ジャニ∞オタクだということを知る同僚に聞かれました。

「スノーマン…?ストーンズ…??デビューしたんだってね、好きなの?」

「そうらしいですね。関ジャニ∞で忙しいので全然知らないんですよね…ただまぁ…KAT-TUN好きな人がハマるとしたらやっぱりストーンズでしょうね」

スノーマンはクイズ番組に出てる阿部くんと康二くんしか把握しておらず、ストーンズはじゅりたんのいるところ。じゅりたんお兄ちゃんになったねぇぇ!(KAT-TUNオタクなので近所のおばちゃん目線)何となくMステでスノーマンとストーンズが一緒に出演しD.D.とImitation Rainを披露していた回だけは一度観て置いておいたけど…どっちかというとD.D.の方が好きかな…??とか、数少ない顔を知っている子の姿を見つけ、ほう…と思う程度でした。

そんな私がある日出会ってしまった某ヤスダーさんのブログ。彼女はKAT-TUNを通ってこられた安田担。どうやらストーンズにとてもハマっていらっしゃるらしく「みんな~SixTONESが楽しいぞ~」という彼女のブログではストーンズの曲が丁寧に紹介されていて、なんとも丁寧なことに各曲の紹介ごとに、動画へのリンクが貼ってあったのです…クリック一つで動画が観られるわけですよ。ぱっと見て気になったのが「この曲を聴いたら無敵の気持ちになれる(ニュアンス)」という紹介文。そりゃ観るやろ。ぽちっ。

それがRAM-PAM-PAMでした。パンツ?!パンツ?!!!こらこら!!パンツ見せ過ぎな…!!!という振り付けへの衝撃はもちろんのこと(言っとくけど私別にパンツ見て喜んでるわけじゃないですよ。パンツはそっとブランドロゴが見えてて、あっ○○くんあそこのブランド御用達なんだ~へえぇ~~ほぉ~~と思うぐらいが一番好ましいですね???)何このリズム何この血湧き肉躍るかんじ何この聴いたことのないかんじ~~~!!!ラパパンラパパンラパパンパン~~~うわぁなんだこれ頭をぐるぐるするラパパンラパパンラパパンパン~~!!!!!!あーーーあかん予感いかん悪寒(韻踏んでみた)この衝撃…この衝撃はッ…初めてKAT-TUNのNO MORE PAIN(すみませんNのひっくり返ったやつ探しきれなかった)を聴いた時のあれだ……あれと一緒だ…これが…ジャニーズがアルバムに入れる曲?!なにこの世界観?!!とKAT-TUN沼にズブッとはまったあの日…あの衝撃と同じだ…!!!

ラパパンに身の危険を感じたので冷静を装いそっと動画を止め、ブログを閉じました。…ラパパンラパパンラパパンパン…でもまだ頭に回り続けるラパパン…その後もふとラパパンを聴きたくなってしまい動画を数度観てしまうラパパンラパパンラパパンパン…。普段動画はほぼ観ないので、自分の中でこれは異例中の異例…。中毒性が異常。癖に刺さってしまったラパパンパン…それからはふと頭にラパパンがよみがえってくる瞬間があり、ツイッターに「ラパパンラパパンラパパンパン(パンツの絵文字)」とだけツイートしてみたり(するな)してしまっていました。みなさまその節はすみませんでしたラパパンパン。

とまぁそんな日々を送っていましたら、ストーンズが新曲披露でMステに出演されると聞いたもので、ちょっと観てみよかなと思いました。ちょっと観てみました。なにこの曲…めっちゃくちゃかっこいい!!!!!!めっちゃくちゃかっこいい!!!!!!NAVIGATOR…?え~~~~~~~~めっちゃくちゃかっこいい!!!!!!うわぁめっちゃかっこいい!!!!!CDください!!!はいっ、ポチっ!!!ふー…これでCDが届くぜ…半端ない達成感…お疲れ様です~~…。

…またすごい衝撃を受けてしまった…一般にアイドルが歌うと思われてるだろう曲のイメージを軽ーく飛び越えてしまっている世界観。メロディのかっこよさに引き寄せられたけど、パフォーマンスもめっちゃかっこよかったね?!えー…もう一回観よ…観たい…うわぁぁ京本くんのダンスのお上品さ半端ないなぁ…はわぁぁ…お美しい…っていうかみんな何かデカいね?スタイルいいね??なんかトータルの雰囲気かっこいいね???あれ?ジェシーくんってまさか前にNHKの某番組で丸ちゃんとギャグ対決してたあのギャガーか??えぇ?同一人物??は???シュッとしてて全然気付かなかったあのジェシーくんだ~~!!ジェシーって名前聞いた時点で思い出せよ私…などと思っているうちにSixTONESが音楽番組に出るという情報を拾うと録画するようになり…手元に数パターンのNAVIGATORをゲットし、ホクホク。全員スーツのNAVIGATORとってもかっこいいなぁ!と思っていたけど、バラバラの衣装でのNAVIGATORがさらに癖に刺さってしまう。とってもかっこよかった。京本くん、華奢さの映えるスーツ素敵だわぁと思ってたけど、ワイドパンツめちゃめちゃ似合っていらっしゃる~~!!京本くんが美しい手をヒラヒラっとする度に目がそれを追ってしまう…京本くん…素敵…!と思っていたら、まつむらほくとくん…?が動くたびに翻る衣装がこれまたとんでもなくかっこいい…わーこれはスーツよりも好きだ…ヒラヒラ最高だ…!

またある日は、あれ?最後のポジションこんなだっけ??あっ…そうか、ソーシャルディスタンス…密回避かぁ…残念…もっときゅっと集まった方がやっぱり迫力すごいな…とか考えている自分に気付いてしまった。あれ?私めっちゃSixTONESのパフォーマンス好きなんじゃない???あれれ??メロディがいい!って言ってたはずなのに、あれれ??

NAVIGATORのCDはというと、イヤホンで聴いてみたら今まで聞こえなかった音がいっぱい詰まってました。歌番組を観ている時は、無機的で打ち込みの多いロックの音なイメージだったのに、全然そうじゃなかった。めっちゃ熱かった。弦だけで始まるイントロから、ずっと弦が曲を引っ張っててこれまた癖に刺さってしまった。

弦楽器が作り出す緊張感、疾走感が熱い。歌とハモるようなメロディをずっと鳴らしていた弦が「…NAVIGATOR」の部分だけはストーンズと同じメロディを一緒に歌ってて、風にたなびいていたかと思ったら急にシュルシュルっと歌に巻き付くリボンのよう。ここからテンション上げてくぞ!なところでドンドン…と響き、曲に勢いを産み出すコンバス。もっと縦ノリの曲だと思っていたけど、弦が滑らかに横揺れを作って、曲を聴いてると、縦に揺らされたり横に揺らされたり。まだまだ気付いてない音の仕掛けがもっと隠れてるのかもしれない!!と音量を上げてへっぽこ耳を働かせてみたり。音楽好き~~~~!!!!と思わせてくれる曲でした……好き……。だってクラシック大好きなんだもん!弦大好きなんだもん!コンバス大好きなんだもん!!NAVIGATORのインスト版も聴きたい…いつかCDに収録ください…いや今更NAVIGATORのインストをCDに収録せんだろ…とは分かっているのですが…あまりにも曲の構成が素敵でもっと細かいところがどうなっているのか知りたいのに、私のへっぽこ耳を澄ませて聴くのは簡単に限界…。なんていい曲なんですか…。音楽の授業で宿題に音楽鑑賞してこいと言われたら私は迷わずNAVIGATORで鑑賞文を提出し「あなたの情熱は分かったけどこれはクラシックではないから再提出」「これはクラシックと現代曲の融合ではないでしょうか素晴らしいですJ-POPがどこまで楽器と歌を共存させられるかという挑戦だと思うんです!!!っていうか京本くんがかっこよくてまつむ「再提出ね」となっていた風景が見える。見えるぞ。とここまでどんだけ弦がいい曲がいいしか言ってこなかったのですが、バックがよかろうが曲がよかろうが、歌が良くなきゃ曲として成り立たないわけで。これだけ色々な要素が盛り込まれた曲に、全く飲まれないSixTONESの歌唱。曲と歌の掛け合いが最高。SixTONESの歌唱ってなんでこんなにドラマティックなんでしょうね???ジェシさんの”…PITCHED UP”は弦が相当に作り込んだ世界に叫ぶでもなく静かに、でも大きい存在感で潜り込み、その一言を合図に走り出す曲。きょも様の歌唱の語尾が少し跳ね上がる感じは弦の音の揺れに似たものを感じるし、筆の払いのような、次の音への運びやつながりがすごく素敵で、なんと言ってもHey, you!のインパクトのすごさったら。あと、アイロニー…のとこもめちゃ好き…。じゅりたんのラップは踏み込みが過剰でも浅くもなく、ゴリゴリじゃないシティ感がラップパートを浮かせずに曲の中に存在させてて。SixTONESって見た目でいかついイメージ強いけれどゴリゴリな中にも繊細だったりお上品なかんじするとこありますね。きょも様のお上品なのが曲全体の雰囲気をわりと左右してそう。ちょっとなんかもう全体が好き。好き。NAVIGATORポーズも好きだし、みんなで横揺れしてるのも好き。これだけのすごい曲を相手に完全に対等、支配すらしている雰囲気がすごくてすごい(語彙)なに…デビューしたばっかりってなに?ほんと?こんなパフォーマンス出来ちゃうの…??すっご…すごい…すごいですね…

MVほしい。とNAVIGATOR初回盤を買い足したり(光る、兆し、もとてもよかった…)NAVIGATORのメイキング映像で、この曲はストリングスが…というようなお話をされているメンバーを観て、うわぁそういう話あまり聴けると思ってなかった…!と楽しくなってしまったり、NAVIGATORのピアノアレンジバージョンが収録されると聞き、迷いなくNEW ERAを予約したり。

NEW ERAももちろん歌番組出演をチェック。ベスアでしたでしょうか…?和楽器と完全に横並びでのパフォーマンス。バックミュージシャンと共演、とかではなく、完全に対等の力関係。決まったパフォーマンスを行っているはずなのに、和楽器 VS SixTONESのフリーラップバトルを観てるかのようなバチバチのぶつかり合いが最高でした…すぐに最高を更新していくね…すごいね…かっこいい…観ていてわくわくしちゃう。

やっぱりSixTONESのパフォーマンスとても好きだなぁと思ったので、DVDを検索してみました。発売されてました。”SixTONES TrackONE -IMPACT-” ポチッ。CDはまだ合間を見つけて聴けるけれど、映像を観るのはなかなか時間が…と、円盤にはあまり手を出さない私が…買ってしまった。これで観られる!これでSixTONESが観られる!わくわく!!!

ド派手な演出で現れたと思ったらそのままグイグイSixTONESの世界でした。JAPONICA STYLEも素敵よね…お友達がMVメイキングを紹介してくれて。観てみたら和とSixTONESの組み合わせが良い…!!その後ヨコさん目当てで観た「少年たち」で、…ッキャーー!としっかりハマってしまったJAPOCICA STYLE…!!NEW ERAといい、和とSixTONESってすごくいいですね…

の次の"Laugh" in the LIFEがものすごく爽やかでうわぁこういう曲も歌ってらっしゃるんだー…!好き好き~~!ストさんに歌えないジャンルってあるの…??と。

そこからの振り幅最高でしたね。待ちに待ったRAM-PAM-PAM。「この曲を聴いたら無敵の気持ちになれる(ニュアンス)」ほんとそれ。バッリバリに治安の悪い例のパンツの歌。この曲に備えてみんなおそろいのパンツ穿くんだと思ったらなんかかわいく見えてきたね??????ラパパンの魔法???休む間もなく殴られ続けるような縦のリズムと呪文のように繰り返される”ラパパン”に息も出来ないくらい釘付け。曲調がガラッと変わって少しリズムが穏やかになったところで花道を行くストさん。花道がランウェイ……!!!と思ったら繰り返される縦揺れとラパパン。ここで終わるのかと思うとジェシさんの”シー…”が入り、曲がクライマックスに向かってうねり、走り出す。縦やら横やらに振り回され止まったかと思うとまた走り出し、ピタッと終わるラパパン。あまりの事態にRAM-PAM-PAMが終わったところで深呼吸。…私はジェットコースターに乗っていたのでしょうか。記憶があるような飛んでるような…衝撃…

KAT-TUN大好き元あらし沼住人の私にはRIGHT NOW、THE D-MOTION、Lovin'U、明日の記憶がセトリに入っているあたりもまた”SixTONES TrackONE -IMPACT-”を観てみたいと思った理由でした。良く言えば「どんな風に歌ってくれるのかとても気になる!!」悪い言い方をすれば「お手並み拝見」というやつです。…すみません。Dモで返り討ちにされて泣きました。眩しい…眩しい…。先輩の曲を借りてきた、とかいうレベルじゃない。知らない方はその曲たちをSixTONESの持ち歌だと疑いもしないでしょう。えっ、原曲にこんな音ないよ?!という音が足されているわ、声の厚みはすごいわ、まず選曲のハマりっぷり。借りてきた猫がジャガーぐらいになっていて、他の人の曲を歌う、程度になんて絶対終わらせないというSixTONESの気迫というか貪欲さというかもう圧圧圧圧圧圧…あまりの眩しさに嫉妬して涙出たり(すみません情緒不安定です)でもその眩しいのをもっと観ていたいと思ってしまうような何これ完全に沼ですね??????

 

 初アルバム「1ST」が出るというのは存じておりましたので薄目で調べてみたら3形態あり「原石盤」にはなんとラパパンが入っているではないですか…えっ…あれをiPodでガンガンに聴けるの??もうこれは買うしか。タワレコさんにすっかり”あなたにオススメ”とSixTONESを勧められるようになってしまった私。原石盤をポチる。

発売日が来て、CDが届きました。シックな箱に収められたCDとドキドキするような期待。聴きました。

アルバムは STの少し不安を匂わせるイントロから始まり、メンバーのOh Oh Oh…で一気にテンションはトップギア。この曲オモイダマを作ってくださったコンビによる曲なんですね…まさかオモイダマと同じとは思えない…作曲家ってほんとすごいですね…。ラップには”ST”が散りばめられて、グループ名の必然性みたいなものを感じてたまらないですね…ラップの間に挟まってるbooST booST!で少し流れが変わるのすっげぇ~~かっこいい~~!!

からのNAVIGATOR、STでずっしりしたいかついイメージが広がったとこに鋭く切り込む弦のイントロですよね…!!!!!!たまらん…好き~~好きしかない~~!!!スケオタだった私からすると何この緩急自在のステップ踏める人たち…!!っていうかんじなんですよね…全力で走って入って細かいステップ踏んだと思ったら止まるわまたステップ踏み出すわ…の重力どこ行った??な方いらっしゃるじゃないですか…あんなかんじ…

と弦成分多めのクラシックっぽい匂いをさせてたかと思ったらSpecial Orderのアラビアン??なイントロに度肝抜かれる。町を歩いてたら突如民族行列に巻き込まれて「え?は?」と言ってる間に行列が通り過ぎ、一人取り残されたような、勢いと今何が起きた?なかんじ…。とりあえず身を任せましょう…。きょも様のフェイク最高……。ちなみにSpecial Orderのご先祖様はラパパンだそうです。NEWSのチュムチュム インディアはトンチキと呼ばれるけどSpecial Orderはトンチキとは呼ばれなさそうな、この差ってなんですか???歌詞なん???

次は和ですか??NEW ERA。ほんとSixTONESのどんなジャンルでもお任せください感すごいなぁ…何をしてもハマる。”ノノノノノー!”の声めっちゃ素敵と思ったらこれがしんたろくん…島でキノコ煮込んでたしんたろくん…こーちくんの声がまだ分からない…こーちくんどこでかくれんぼしているの…出ておいで~~~(すみませんまだ捜索能力が低い…)

 ここまで全力でぶっ飛ばしてきたところにそっと置かれるCurtain Call。めちゃくちゃ居心地よいですね。さっきまでのいかついイメージが嘘のように繊細でやさしい時間。私あんまりバラードは好んで聴かないのですが、このタイミングで挟まれると、あらどうもどうも…ちょっと休ませていただくわね、とふかふかなクッションを差し出されたようでふわふわしちゃう。いいね。ジェシさんの声やさしいね。ほんとは切ない曲。

Dance All Night。全編英語。完全に好みの話で申し訳ないんですけど、全く好みじゃないジャンルの曲、本来。英語だと歌詞が何も入ってこないのと(英語全く出来ない人)機械感強めで高い音というか軽いめのテンションの曲ってスルーっと流れていっちゃって全然アンテナに引っかからないんですけど。SixTONESの声なら聴けるな~っていうかんじ。声が好みなのかしら。ちょっと原因究明したい。オシャレでスマートなかっこいい曲。好きじゃないとか興味がないジャンルの曲を「聴ける」と思わせてくれるってすごいことだと思ってて、SixTONESが一つ新しいドアを開けてくれたかんじです。ギィ…

S.I.X。「One time 手ぇあげろ!」で天高く手あげて骨が折れるまでクラップしたやつ出てこい!!!ってかんじの曲。奇しくもKAT-TUNのSIX SENSES…SIXつながりですね…ギィィ…(勝手につなげた上に情緒不安定発症しないでください)ライブでめちゃくちゃ盛り上がるんだろうなぁ~~早くライブが出来るようになるといいねぇ…(勝手にしんみりしないでください)”SixTONES”が歌詞のそこかしこに。歌詞に混ぜ込んで遊んだりも出来るグループ名めっちゃいいですね!素敵!いや別に関ジャニ∞があかんとか絶対言ってないからな!!知り合いのスペイン人によると「”関ジャニ∞”の、漢字とカタカナと記号が混ざったあの字面はマラビジョーソ(非常に素晴らしい)…!!!」だそうなのですよ。もちろん誇りを持ってますとも!!みんな違ってみんないい!!あぁ~~クラップしまくりたい!!!

Coffee & Cream。チルしよう、って何?!と慌ててググった。日曜の朝の幸せなぐだぐだタイムですね…小鳥のさえずり、タンタンタンタン、と繰り返されるピアノが素敵。時間はいつも通りにタンタン…と流れてるんだけど、僕と君とはそんなの無視してゆったりした時間軸でのんびりしちゃうもんね~~っていうかんじで、ふわふわと居心地のいい曲。好き。好き。

Imitation Rain。テレビでよく聴いていたので、聴いた気になってたけど、実はフルサイズで聴くの初めてだったことに気付いた。めちゃくちゃよかった…テレビサイズにカットされてても素敵だったけど、フルサイズは格別。SixTONESの歌唱はどうしてこんなにドラマティックなんでしょう…というところにまた戻る。一曲一曲がドラマのようなんよね…。ピアノの繊細さ、一度聴いたら忘れられないメロディ。YOSHIKIさま…嗚呼…

Lifetime。すみませんスケオタだったので妄想してしまうんですけど、エキシビションこの曲で滑りたい。暗闇をピンスポで照らされながらサビ直前にタタッと駆け出し、サビをスパイラルで滑ります。絶対そうします。そんな曲です(どんな曲)。好き。好き。

ここから原石盤のため、この星のHIKARI・BE CRAZY・"Laugh" in the LIFE・Rollin'・RAM-PAM-PAMと続きます。

ラパパンなんですけど、頭に雰囲気で曲は流れるのに、どうしても再現出来ないかんじがあって。なんだろこれ?と思ってたんですけど、ラパパン部分の、一拍目の休符ですよね…ドンって音は入ってるけど、歌が休符。ベートーベンの運命、ジャジャジャジャーン♪の何が大事って、ジャジャジャジャーンの前の(ウン)ジャジャジャジャーンのウン、らしいんですよね。ここの休符がなければ全てが前のめりになってしまって今みたいなどっしりした重みが出ないという…まさかラパパンにもベートーベンが住んでる…!!!?ウン、をみんなで合わせれば一個目の”ラパパン”がガッチリ合って自然と回転もぴったり揃うし、巻き舌入りまーす!の準備もがっつり出来るはず…!なるほど!!(勝手に何か腑に落ちたらしい)ぱんつのうた(言い方)夢が広がるわぁ…ロマンだわぁ…(全部妄想です想像です)

とにかくメンバー全員がリズム感よくノリよく、歌も安定しているっていう、スキルすごいね…なことが、どんな曲にも負けないすごさなのだなぁと。思いました。あと、声が、歌が、淡泊じゃないことがとても魅力。素敵。

みなさん普段聴かれる音楽のジャンルはバラバラ…という情報を入手したので、そのへんもちょっと調査に入りたい…っていうかまず、こーちくんの声を探しに行ってきます!!!カモンこーちくん!!!

 

「待ってろ、世界」は伊達じゃなかった。

”JAPONICA STYLE”を纏って「待ってろ、世界」と、飛び出していく未来のSixTONESの姿が見える気がして。とんでもない沼を見つけてしまった。 喜びで震えています。 

 

 私はまず、待ってろ、こーちくん。こーちくん探しに行って参ります!!!!!!

温度を感じた話。

2017年、舞台”俺節”が上演されました。

主人公の”海鹿耕治”役に選ばれた安田くんは2017年の年明け、エイタメコンのMCで力強く「絶対来てください」と言い、制作発表でこれまた「今回の海鹿耕治は僕がやって良かったなって終わった時に思ってもらえるものだと思います。言い切ります」と強く話していました。安田くんがそういう言い方をするのって何だか珍しい気がし、うんうんうん!必ず行く!行きたい!チケット絶対もぎ取るね!!!と思いました。

幸運にも舞台を観に行くことが出来、全身全霊で歌い叫び、ステージを走り回るコージこと安田くんを拝見しました。とても熱かった。舞台に並んだキャスト全員で熱唱する命くれない。コージが雨の中「俺が”俺”と言う時は、俺とおまえで”俺”だから」と歌う姿、キャストのみなさんの歌声が私の中に真っ直ぐ飛びこんできて、今もなお、あの時の熱は胸の中でチロチロと滾っているような。(全てのキャストの方の歌が非常に胸を打つもので、みなさん全員にお手紙を書きたいと思うほど素晴らしい舞台でした。)

舞台上の安田くんはとても細かった。パフォーマンスで細さを感じさせるようなことは全くなかったけれど、膝が四角くて、脚が細くて。どれだけ命を削って声を歌を絞り出しているのだろう、こんなに細い身体から放つあの歌声、熱…。無事にみんなで千秋楽を迎えられますようにと強く祈るほどの華奢さでした。(文字通り命懸けだったことをこの時の私はもちろん知らない。)

ありがたいことに大きな問題は起きることなく、熱狂の中、舞台「俺節」は千秋楽を迎えました。座長安田くんは最終公演を終えた足でそのままMステに出演し、関ジャニ∞は「今」を披露。キャストのみなさんがMステを観て、座長の雄姿を温かく見守っていらっしゃるツイートを見た時は本当にうれしかった。とてもハードだったのだろうけれど、素敵なキャスト・スタッフの方々にいつも囲まれていたのでしょう。そして「今回の海鹿耕治は安田くんがやって良かったと終わった時にみなさんに思ってもらえた」気がして。勝手に誇らしい気持ちになりました。

全公演終了し、もう俺節・コージに”さようなら”なのは寂しくもあったけれど、ほっとした部分もありました。公演前・公演中、舞台以外で見かける安田くんは、役の成分を多く含んでいるような気がして、コージに染まっていた安田くんが、安田くんが帰ってくる…!100%安田くんの安田くんがまた見られる!!そんな気持ちでした。が、なかなか安田くんの姿を見ることのない期間があり、しばらくして戻ってきた安田くんも、安田くんなんだけど何だか安田くんじゃないように見えるなぁ…と思っている内に怒濤のあれやこれや。そしてこの度”生と死の輪廻”というテーマで写真集を出します!というお知らせがあり…

とここでやっとLIFE ISの話になるんですけど…

 写真集発売のお知らせを聞いた時は、ぼんやりと「また安田くんはハードな道を選んだのだな…」と思ったのですが、少しずつ時間が経つにつれ、すごいものを受け取ることになったと重みを実感しました。開頭手術をした安田くん。俺節の、痩せていたけど本当に力強かった安田くん。骨折した安田くん。動けなかった安田くん。私の素人目には前のように動けて見える安田くん。もう潜れないと涙を流しながら話す安田くん。色付き眼鏡を外せない安田くん。それでもここに立ち続けることを選ぶ安田くん。そういうLIFE ISを出すに至ったこの数年の経験はもちろん、安田くんがずっと安田くんを生きてきた、全てがこの一冊に詰まっているのだと。

 受け取らせていただきます!それはもうありがたく読ませていただきます!と思いました。部屋を片付けて神棚にLIFE ISを飾ろう。汚さないよう、大事に飾っておこう。ぼんやりとした怖さはあったけれど、手術の写真自体を怖いとは思わなかったので、ただただあまりにずしりとくるこの写真集を、大切に大切に閉じ込めておこう、の気持ちでした。

そこに、安田くんの「知らせてほしいです」という一言。そこから始まったSNSでの拡散ツイートに、この写真集を拡散するとはどういうことなのだろうと疑問が沸きました。リゾート地で水着を着、はじけるような笑顔で撮られた写真集なら(あくまでもかわいい女子アイドルの写真集をイメージしており決して安田くんの水着姿を見たいとかそういうことではごにょごにょ)みんなー!安田くんが写真集出すよー!!読んで読んで~!!と、おそらく何も考えずにツイートしていたでしょう。ですが、生と死の輪廻、というテーマを持ったこの写真集の発売を拡散するとは??私は何を伝えればいいんだ??「何月何日に安田くんが写真集を出します、テーマはこれです、と情報のツイートをすればいいんじゃないかな」とおっしゃっている方もいて、そうか、そういうことも考えられるか、じゃあ私もそうする??と考えたけれど、どうもしっくり来なくて。

安田くんが「トレンドに入りたいな^^」と言ったら、そっかそっかトレンド入りたいのね!OK!ツイートすればいいんやな!入れトレンド!叶え安田くんの希望!!!とツイートし、安田くんのお願いを叶えるべく動いてきたつもりでしたが、大袈裟かもしれないけど、安田くんの希望と、私の気持ちが別の道を歩いていた初めての瞬間でした。

当然ですが私と安田くんは違う生き物なのです。今までたまたま大体似たような気持ちでいられただけだった。私は何より安田くんの希望が叶うことを望んでいる気でいたけど、それは私の気持ちと安田くんの望みが近いところにあったからでした。

一時トレンドに入ることよりもよっぽど安田くんが強く望んでいるだろう、気持ちを込めて製作した写真集の拡散。お手伝いしたい気持ちはすごくある。でも、私が抱いた初めての「ごめん…安田くん、応えられない…私出来ない…」でした。何かめちゃくちゃショックでした。安田くんは絶対に「そっかそっか、そう思うならそれでいいんだよ!無理しないであなたの思ったようにしてね」と言ってくれるのです。でも、安田くんがこんなに望んでいるのに今回に限って応えられない私…。

この広いツイッタ海全体に向けて「写真集が出るよ」と言うこと。それで本当に届いてほしい人へ届くのか。テーマがテーマだけに、拡散ばかりが過熱することで薄っぺらく伝わったりしないだろうか、面倒なものに見えたりしないだろうか。まず、私の言葉で何も伝えることが出来ない。だって私はまだ読んでいないんだもの。情報ツイートをするにしても、私の言葉で何か書き添えないと何か違う、私はそんな大事な写真集の話をただ回覧したいんじゃない、今は何も動けない。考えれば考えるほど、私の気持ちは「拡散出来ない」でした。

やっぱり私は拡散出来ない、に行き着いた後も、安田くんが更新してくれたボク。で「拡散ありがとう」「今後はこうしていきたいな~」とニコニコ話してくれる度に、いや私は何もしてないし、何も出来ないし、と卑屈に思いました。呼びかけに応えてくれた人に向けられた言葉と笑顔を見るのがつらくて、まともに安田くんのお顔を見られなくなっていました。

ツイッタをしているからこそ、拡散している人を見て卑屈になり、つらいこともあったのだけど、色んな方のツイートを拝見しているうちに「そうか。私は何もしてないわけじゃない。考えに考えた結果、拡散に関して”何も動かないこと”を選択したんだ、だから動かないんだ」と気付かされ、救われるような気持ちになったりもしました。でもそんなに簡単に整理のつくものでもなくて、写真集出るよ~と拡散されている方を見てはやっぱり引け目を感じたり、ぐっちゃぐちゃでした。きらきらしている安田くんを見て、私駄目かもしれない、安田くんをもう推していけないかもしれないと思ったのは二度目でした。いちいち大袈裟に聞こえるかもしれないけど、私にとっては死活問題でした。ぐちゃぐちゃ。そうこうしているうちに、お友達が声をかけてくれたりとか、安田くんが自分のサーモグラフィーの画像を載せて「熱を感じるってサイコー」と言ってるのを見たら何か急に笑えてきて、急に色んなことがどうでもよくなってきて「私は私、それでいい」と少しずつぐちゃぐちゃが収まってきました。

 

少ーしずつ気持ちが落ち着いてきたら、シンプルに「楽しみ!」の気持ちが大きくなったので、LIFE IS発売日までのカウントダウンを始めてみました。わくわくしているとあっという間に9/15。発売まで「あと9日」を迎えました。待ち遠しい気持ちを込めて、残りの日数の数字を忍ばせてツイートしてみました。

9/15(火)

手術からここの積み重ねてきた3年間をギフトと受け止める姿にまだ胸がきゅう~…っとなることもあるけど、そっと触れさせていただきたい。

安田章大LIFE ISまで、あと9日です。

 

 

9/16(水)

8月14日、雪が降りました。安田くんの生み出す陰影と聞こえてきそうな息づかいに心奪われたあの日。

安田章大LIFE ISまで、あと8日です。

 

この日はananの発売日でもありました。

写真集「LIFE IS」発売記念。制作陣が語る、の記録。

カメラマンの岡田さんと、アートディレクターの中島さん、そして安田くん。3人の座談会、そしてLIFE ISから6枚の写真が発売に先駆けてお目見え。

写真集の中に入っている写真をいくつか抜き出して先に見てしまうのも…と一瞬迷いましたが、見たくて見たくて我慢できませんでした。制作陣もこれなら見せて大丈夫だと思って出してくれているのだろうから。急に気楽になりました笑

ドキドキとはやる気持ちを抑えて、表紙から順にめくっていくと、少し厚手のページが現れました。それまでのページとは明らかに違った空気。制作陣3人が座ってこちらを見ていました。安田くんの表情が「どうぞ見てってください」と語りかけてくるかのような、ゆったりとした自信を感じるような、とてもスッキリとしたもので、こんな安田くん初めて見た…と釘付けになってしまいました。

 安田くんの希望に応えて一緒に写真集を作り上げてくださった岡田さん・中島さんの想いを聞くことが出来、伝えたい気持ちに”共鳴”してくださる方と出会えてよかったねぇ…よかったねぇ…と思わずオカン目線に。そして、その出会いにはもちろん安田くんのひたむきな気持ち、真摯な姿勢があってのことですから…そういう安田くんを見て「私の大好きな人はこんな人です!」と勝手に誇らしくなったり、胸が熱くなりました。

座談会が終わり「安田章大が包む、信念と想い。」を読み、改めてLIFE ISの表紙を見ると、LIFE ISに漠然と抱いていた、少しの恐怖は消えてなくなっていました。うっすらとあった恐怖はきっと、安田くんがいた死に近い世界への怖さだったのだけど、どうやらLIFE ISは、安田章大がこんなにも生きている!という生の香りに溢れているようでした。手に入ったらきれいに大切に神棚に飾っておこうと思っていたけれど、ananを読んだら、LIFE ISを抱きしめて寝たいという気持ちに変わっていました。どこかしらで遠くに感じていたのが、温度のある温かいものだと気付いてぐっと近づいたというかんじ。街中の神社に立ち入ったような気持ちでした。一歩踏み入れると静寂と澄んだ空気、ぴんと張り詰めたような匂いがありながらも、やさしく受け入れてくれるような。そこから出てきた時のすごく静かな落ち着いた気持ち。岡田さんの「この写真を撮った時に写真集は成功すると思った」という言葉も、安田くんのゆったりと穏やかな表情も、少し分かったような気がしました。早く読みたい。早くLIFE ISを読みたい。

 

 

9/17(木)

気持ちは音に乗せ、文章や言葉で伝えるより得意だと話す安田くん、そしてチームが想いをこめた写真立ち。自分も含め読んだみんな何を思うのか。何を受け取るのか。そこもコミで楽しみの気持ちが大きくなりました。

安田章大LIFE ISまで、あと7日です。

 

この日はボク。もレンジャーも更新されました。

「ananが発売になりましたね~ 手に取ってくれましたか?」 

 取りました取りました。早く、早く安田くんが向き合った世界を覗いてみたい。

 

 

9/18(金)

白黒の世界かと思っていたananは穏やかな色、凜とした色で溢れてた。合うか合わないか、白か黒か、という気持ちでいたけどどっちでもなくグレーでもマーブルでもいいんだよって言われた気がする。言葉がないことで広がる受け取り方の可能性ステキ。

安田章大LIFE ISまで、あと6日です。

 

 

9/19(土)

写真集が温もりのあるものだと気付きほっと温かい気持ちになった。と言いつつ、また涙を流す時もあるかもしれないけど…。一瞬一瞬の自分の気持ちを大切にしていこう。その時々の生きた気持ち。確信。これは私の宝物になる。

安田章大LIFE ISまで、あと5日です。

 

 

9/20(日)

anan読んでます。安田くん含む動物の生命力。あと、ロザリオを思い出す雪の中、森の生命。死とのコントラストの強さで生を浮かび上がらせるのじゃなく、そこにそっと存在していることで循環を感じさせるのが生への静かな祈りのよう。生と死の輪廻。

安田章大LIFE ISまで、あと4日です。

 

 

9/21(月)

燦々と輝く太陽の下で笑っているのが安田くんだと思っていたけど雪の中静かに立つ安田くんも素敵。安田くんが言葉にするのを得意と思っていないのは、表情や小さな動きが充分に雄弁だからとも取れ素敵。安田くんが安田くんなだけで何だって素敵。

安田章大LIFE ISまで、あと3日です。

 

 

9/22(火)

何度「好き」を更新させてくれるんだろう。今日も更新したよ、ありがとう。シンプルに生きててくれてありがとうしかありません。I'm glad 2 meet you !!!!!

安田章大LIFE ISまで、あと2日です。

 

 

9/23(水)

今は今ですごくすごく(幸せ)にしてもいいかな、と歌詞の”すごく”をひとつ足した安田くんのこれからも、今がいちばん幸せと思える日々の積み重ねになりますように。これからもずっとずっと。そう願うの。

安田章大LIFE ISまで、あと1日です。

 

 

9/24(木)

ここにいることを選び続けてくれてありがとう。私にとっては安田くんこそコイントスひとつで世界を広げてくれた人です。安田くんの願いがたくさん叶いますように。

安田章大LIFE IS発売日です。

 

 

クロニクルFやニュース、ラジオで安田くんのインタビューが放送され、安田くんの背負ったものを新たに知ってキュッとなったり、こうだったのかな…と想像していた世界を補完したり。今までテキストで拝見していたお話が、安田くんの声を通して聴くことで温度が付いて立体的に見えたり鮮やかに聞こえたり。これからも知ってきゅうっとなることもあるのかもしれない、でもしっかり受け止めたい、と。ぞくぞくするようなわくわくするような、こんな気持ちで発売日を迎えるとは思っていませんでした。ananだったりインタビューだったりWebを通してだったり、安田くんは気持ちを伝えようとしてくれる。私がそれを真っ直ぐ受け取れない時も、受け取るまでに時間がかかることもあるけど、安田くんはいつだって真摯に伝えようとしてくれる。本当に真っ直ぐで、真っ直ぐにしか生きられない人。それが私の、ちょっと心配…不安…につながることもあるし、もう安田くん推せないかもしれないとか泣き言も言ってしまいますけど、でもやっぱりそんな安田くんが大好きなんだよね。惚れたもんだから、しょうがないよね。もうちょっとだけ私も強くなっていかなきゃな。

  

9/26、LIFE ISが届きました。早く読みたい早く読みたい!!と思っていたけれど、いざ届いたらやっぱり緊張。うれしい。これが私のLIFE ISだ。

ビニールの上から撫でて、そっとビニールをはがして、少し匂いを嗅いでみたり。帯を外して、表紙を見つめて、カバーを外したりまた元に戻したり。

…よし。

 

ananで数枚のお写真を拝見したのとは比べものにならないくらい、キリキリと寒くて寒くて、この世に自分の体温しか存在しないんじゃないかと思ったり。風や波の音ばかりが聞こえ、人の音が全くしなくてどきどきしたけど、耳をすませば、安田くんの息遣いが心音が聞こえてきそうな。自分の心音が煩いような。このページをめくった先に、安田くんはいるのか、生きているのか、そういう恐怖と、でも先が気になって、立ち止まりながらも、ページを繰る手は止まらない。次のページでもしかしたら生きてないのかもしれないって思った時に、生きていてほしいと願い。きれいな星にも終わりがあって、終わりがあるから、散りゆくからきれい…っていうのは本当なんだな。きれい。見たことのない表情の安田くん。安田くんってどんな人だっけ、こんな人だったかしら。ずっと見てきたはずなのに、これは安田くんのようでいて、安田くんではないような気もするし「これは安田くんだ」といつも何を見て感じているのか、安田くんの境が曖昧で、よくわからなくなるような。馬が現れた時の、ほっとするような温もり。寒さの中の、温かさ。馬の身体に頬を寄せている写真がいちばん好きかもしれない。やっと感じた生き物の脈打つ温もり。温度も音も感じて、私もその場にいるみたいな気もするし、そうじゃないことを思い知らされるような気もする。活発に動くことで感じる生よりも、最低限、静かにその場に存在していることで心臓の音、息の音、ほんの少し動いたことで起きる衣擦れの音、体温。もっと生々しくダイレクトに命を感じた気がしました。

別冊は対照的に死を近くに見ることで生を感じるものでした。私が見てきた安田くんに、私の知らないページがもちろん沢山あって、何かが少しでも違っていればいなくなってたかもしれないこと、今想像しても寒い気持ちがするけれど、生かされたんだ、生かされたんだ!!安田くんは今日も生きている!!!!!

 

 

私はこうして、大好きな人が生きていることにとても執着するけれど、自分が生きていることにはあまり頓着がない気がしていて。人の死には胸が痛いけれど。でも、自分は…というと…。生きられてる身分の傲慢なのかもしれないけど、もう嫌だと思えばいつだって終わりに出来ると思ってました。でも、いなくなろうと思えばいつだって終われるんだし、放っておいてもいつか死ぬんだと思ったら、今は、今しか出来ない生きることをちゃんとしようと思いました。幸運なことに私は生かされているし、生きることを選んでいるのだ。そんな気持ちに、たどり着きました。それこそ傲慢かもしれないけど、私が大好きな人は、もしも私がいなくなったら悲しいんだろうな、って、ちょっと思えた。から、私も、自分のためだけじゃなくって、大好きな人たちのために自分を生きようかなって。でも大好きな人が喜んでくれるなら…っていうのは、結局私の満足のためなんだよね。そうだよね。うん。生きよう。ちゃんと生きよう。と思いました。

 自分で言っといてなんですけど…9/18のカウントダウンを思い出しました。

「合うか合わないか、白か黒か、という気持ちでいたけどどっちでもなくグレーでもマーブルでもいいんだよって言われた気がする。」

安田くんがLIFE ISを通して、生きづらかったね、よく頑張ってきたね、ちゃんと自分で考えたんだね、と言ってくれているような気がして。頬を寄せて馬の体温を感じる安田くんの背中に、私が頬を寄せて安田くんの体温を感じているような気になっていたけれど、実際、包み込むようにしてくれているのは安田くんだったのかもしれない。読んだ後、涙が止まらなかった。めちゃくちゃ泣きました。誰にどれだけ届いたのか、それは分からないけれど、安田くん、気持ち、届きました。ありがとう。ありがとう。

 明日読んだら、今日の私とは全然違う感じ方をするのかもしれない。でも、昨日の私も、今日の私の感じ方もどれも間違ってない。今日の私が書いたこの文章を後で読み返すと、全然ぴんとこない私もこの先にいるのかもしれない。でも、全部が私だよ。

 

 数年前、とても自由そうでニコニコ笑っている安田くんを見ていると「もっと自由でいていいんだよ~」と言ってもらえている気がして、そういう自分でいられたらいいなと、居心地の良さに私はここへ来ました。今の安田くんは、その当時の安田くんよりも、「安田章大は自由だ!」のコピーをもらった時よりも、ずっとずっと自由に見えます。それと同時に、最近の笑顔は、すごく穏やかでやさしくて、安田くんってこんなにふわふわと顔のパーツで、表情で、空気で、全身で笑う子だったんだ、と。ずっと前からこうだったのかもしれないし、こんなにふわふわしているのは安田くん至上初なのかもしれないし、それなら本当は「初めまして」なのかもしれないけど。でも、どの安田くんも全部が安田くんだから。俺節千秋楽の時に言いそびれた言葉がよみがえってきました。やっと言えそう。

おかえりなさい、安田くん。

 

 安田くんが少しずつ話してくれたことから想像すると、このようなご時世でさえなければ、安田くんはもっとLIFE ISを直接届ける機会を多く持ちたかったのだろうし、写真展だって開催出来ていたのかもしれません。ですが、この時期に写真集LIFE ISを受け取れて本当によかった。LIFE ISは暗闇に差し込んだ光のようでした。

 

 

 「安田さんが以前よりも楽しそうに仕事をしているように僕には見えるんです」

 岡田さんがそうおっしゃるなら、きっとそう。

これからも、 安田くんの送る日々がすごくすごく幸せなんだよ、でありますように。

2021年も安田くんの思う存分、惚れさせてください。

 

罪の重さ知れ~オタク、反省する~

反省文です。

数日前、自主謹慎していた際に思ったこと。

誰かを責めるつもりも否定するつもりもありません。

あくまで反省文です。

 

 

某歌番組でトンチキソングメドレー、が行われることになりました。自軍の冠番組では何度か取り上げられてきた「トンチキソング」が、とうとう番組の垣根を越えゴールデンタイムに飛び出すことに…!自軍の冠番組の影響力に感心し、エイトのトンチキソングと言われたら…なんだろう、やはり謎の世界観を繰り広げるふわふわポムポム、イントロからかっ飛ばしてる夜な夜な☆ヨーNIGHTかしら…と考えるなどしておりました。

オタクは歌い手のメンバーや曲の背景を知った上で、それでも妙な気持ちにさせられる歌を、敢えてちょっとワルい言葉を使い「トンチキソング」と呼んでいます。これまで何度となく、またトンチキが出てきてしまった…トンチキソング…とTwitterで盛り上がったり、推しグループ以外のトンチキソング話がちらほら入ってきた時にも、どうやら他のグループにもトンチキソングはあるらしい…!と楽しく笑っておりました。Twitterの中で、オタクという仲間内でトンチキソングを楽しみ、あの曲はいい…!よく分からないけどなんか癖になる!いい…!とはしゃいでいました。ただ、番組で「トンチキ」が使われる度に、少し顔を出す小さな不安。うん…まあ…確かにトンチキなんだけど…なんだろう…「トンチキ」自体があんまりいい言葉じゃないよなぁ…という気持ちでした。

今回、トンチキソングがゴールデンタイム進出と聞き、オタクが愛情や尊敬を込めて育ててきた「トンチキソング」という言葉が電波に乗り、市民権を得たら…と想像すると、不安がムクムクと膨れ上がってきました。”ちょっとよく分からない曲”を嘲笑の的として「トンチキソング」「あれトンチキだよね」で簡単に片付ける人が出てくるのではないか。”自分にはよく分からない曲”を特に考えたり知ろうとすることもなく、くだらないものとして「トンチキソング」と呼ぶようになるのではないか。そうやって、オタクがその言葉に込めていた愛とは切り離され、言葉だけが一人歩きしていってしまうのではないか。

つい考え過ぎるのが私の悪い癖。いやいや考え過ぎだよいつもの考え過ぎ。そういうこと言うのやめて軽いノリで楽しもう???みんな楽しんでるんだし、水を差すようなこと言う必要ないやん???

そこに”トンチキソングの定義”というものが回ってきました。「コミカルなものを作ろうというコミックソングとは別物。『わけがわからないんだけど制作陣や歌手が本気、真剣に取り組んでいる楽曲』とでも定義…(一部抜粋)」

…そういうこと言うのやめて軽いノリで楽しもう???みんな楽しんでるんだし、水を差すようなこと言う必要ないやん???

無理でした。

大体「トンチキ」とはなんぞや。何となく悪い言葉のイメージではあるけど…。調べてみました。

【トンチキ】頓痴気。とんま。まぬけ。人をからかい、ののしって言う語(コトバンクより)

…聴いてるこちらとしてはわけが分からないけど、制作サイドが笑わせようと作っているのでないのなら、それを「トンチキ」なんて呼んでよいのか???それは制作者、制作すること自体への冒涜ではないのか???軽いテンションで耳に楽しい言葉を作り出しても、愛を込めたとしても、結局は悪口でしかないのじゃないか???

トンチキソングの定義を真面目に考えたことなんてなかったけど、なんとなくもっとハッピーなものだと思っていました。この定義はあくまで誰かにとっての定義で、みんなの定義がそうだとも限りません。実際私のイメージしていたものとは少し違いました。でも、よく考えてみたら「この曲トンチキで好き~~!」と言われて喜ぶ作曲者・作詞者っているのか???意図していた反応じゃなくて「トンチキ」と呼ばれても、とりあえずウケればまぁいいか、なのか???

私は決して誰かを責めているわけではありません。この定義を唱えていらっしゃる方のことももちろん大好きでとても信頼しています。いつも音楽への愛に溢れ、この曲がすごい!このアーティストがすごい!音楽はとても楽しい!と目をきらきらさせて話す姿、本当に大好きなのです。オタクの鑑。その方が、他者の作った曲を馬鹿にして「トンチキソング」だなんて呼ぶはずもありません。そして、それを取り上げてくれる番組のことも大大大好きで、何より音楽へのリスペクトに溢れた本当に信頼の出来る最高の番組だと思っています。彼らを疑うはずも責めるはずもありません。

ただ、この「トンチキソング」呼びが楽しいものとして成り立っているバランスは実にギリギリで、薄氷のようなものだということ。

私は非オタクにトンチキソング呼びが浸透し、馬鹿にされることを嫌だなぁと思ったけれど、じゃあオタクだから・好きだからって、制作者が意図していないだろう方向で、出た~トンチキ~!と笑ったり(決して嘲笑ではないのだけれど。)してよいものなのか???オタクを棚に上げてはみたけれど、ほんと私何やってんだ???という気持ちでした。

 

とても昔の話だけど…小5の頃でしょうか。一人の男の子、△△くんにいじめられていました。机の上に置いた筆箱やノートを全部落とされ、拾ってもまた落とされ「やめてよ!」と言ってもやめてくれることはありませんでした。大切にしていたキティちゃんの下敷きは落ちた衝撃で角が欠けてしまい、とても悲しかった。でも、親に言っても「△△くん、めいちゃんのこと好きなんじゃない?」で済んでしまったのです。彼が私のことを好きか嫌いかなんてどうでもいい。とにかく大事なものを壊されたり悲しい思いをしたくないだけなのです。好きと言いながら意地悪してくる子なら、私のことを大嫌いで近寄ってこない子の方がずっといい。親や、私が泣いてもオロオロするだけだった先生を見て「好きだったら許されるんか??」と憎く思ったし「好きだから許される」は絶対認めちゃいけないことだと、当時の私に恥ずかしくないように生きてきたつもりでいました。それなのにほんと私何やってんだ???です。罪の重さ知れ、です。

 

オタクにも色々います。好きだから「好き!!」と言う人もいれば、好きだから貶しちゃう!貶し愛!と言う人もいます。どちらもお金を落とせば良客なのかもしれない。でも、ネガティブな言葉で態度で、愛って伝わるのかな。私なら、嫌だな。好きなら好き!って言ってほしい。そしたら私も、私も好きだよ!!!って思うし、そう言う。

お金ちゃんと落としてるし!○○くんのこと好きだし!に胡座をかいてはいけないと思うのです。ネガティブな言葉や態度の裏に愛があるかどうか、そこまで汲んでくれる人もいるかもしれないけれど。でも大抵の場合、ネガティブな言葉を受けた時、発した人を一瞬で「この人は私を好きじゃない」に仕分けすると思うのです。根っこの気持ちがポジティブなものなら、やっぱりストレートにポジティブな言葉で伝えなくては。そうじゃなきゃきっと伝わらない。ネガティブな言葉はどこまで行ってもネガティブなのです。

 

ある時「”飯テロ”って言葉本当に不愉快」というツイートを拝見しました。そりゃそうだ。テロだもんな。どこをどう取っても気持ちいいはずがない。こんな当然のことに気付かないことがゴロゴロあるんです、私。

「お疲れ様」と言ったら「”お疲れ様”って言葉嫌いなんですよね、別に疲れてないし」と言われることがあったりするし、相手を慮ってるつもりでいても、一人一人のオーダーには合わせきれないところはある。だけど、不快に思う人がいるだろうと予測出来るネガティブな言葉は、想像出来る限りは使っちゃいけない。これは良くなかったな!と気付くことがあれば、そこから自分をまたアップデートしていかなきゃならない。

どうせ好きなら「好き!!大好き!!!最高!!!愛してる!!!ちょっとよく分かんないこともある!!でもあなた見てるとハッピー!!」でいきましょうよ。誤解されない言葉で盛大に愛を叫びましょうよ、私。

好きの気持ちは免罪符じゃないと、覚えておけよ、私。

 

 

「ほんとうになにかを伝えたいというときには、絶対に「ことばがきれい」なほうがいい」(糸井重里

 

 ほんのちょっと、アップデートしました。

 

 

 

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完全に余談ですが、いじめられて泣いた後日、クラスのパーティーで借り物競走がありました。私は『嫌いな人』というくじを引いてしまったので、迷いなく「△△くん、来て!!」と彼を呼びました。△△くんの、何だかうれしそうにすぐ来てくれた姿と、実は『嫌いな人』で指名されたと知った時の呆然としたような顔は未だに思い出します。それからはいじめられることもなくなり、とても清々しく過ごせたことも覚えています。

さらに後日談ですが、就職し取引先の人とお会いしたら、△△くんでした。結婚指輪をしていました。きっと好きな人には真っ直ぐ好きだと伝えることが出来るようになったのでしょう。よかったね。感謝しろよ!!私に!!(言い方)

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今日もストレートに安田くんが、エイトが、大大大好きです!!!

 

推しに降る雪

寝て起きたら世界がまた動いていた。

Twitterを覗くとみんなバタバタしていて、推しが何やら大きな決断をしたらしいことだけは分かった。

安田章大 写真集「LIFE IS」9/24発売」

という字面が目に入り事態が飲み込めなかったものの、画像を貼ってくださった方のツイートであぁ…なんかほんとなんだな…?とぼんやり思った。タイムラインに並んだたくさんの記事のリンクから一つを選んでしっかり読んでみました。安田くんが写真集を出す、ということには驚きませんでした。ただ、また安田くんはハードそうな道を選んだのだなぁ?と思ったのと、安田くんが開頭手術をしたのは2/9だったんだね、ということ。安田くんは後遺症の立ちくらみにより自宅で転倒した日のことをボク。で「4/9はぶっ壊れた日」など、後々何度か話してくれることがあったけど、開頭手術について触れたことはそれに比べると少なかった気がする。(決して話してほしいなんて要求ではない。)手術をしたのはその頃だったとざっくりとは知っていたけれど。エイタメツアーが終わって間もなく、ですよね。その少し前、1/2と1/13はステージを元気に走り回る安田くんを観たんだもんなぁ。1/13なんて、アリーナでこっちの方を観てニッコリしてくれた安田くんに目がハートになっちゃってウチワ胸の前で握ったままぴょこぴょこ飛び跳ねてしまったし、そのニッコリ安田くんを反芻したまま私は2/9も過ごしていました。幸運にも手術が上手くいき、今はそれなりに病気と折り合いをつけた安田くんが笑っていてくれるから、わりとフラットに2/9だったと聞けたのだけど。…不思議。私が観たあの元気そうだった安田くんは既にそれを抱えていたんだよね。その瞬間まではそういうものなんだね。傷痕や後遺症、その名残は色々なところに顔を出しているけれど、未だどこかふわふわとした感触。そんな「2/9だったんだ」という気持ちでした。

前に雑誌のインタビューで「腫瘍があることへの不安も、手術をすることへの心配もなかった」というようなお話を一度されていてそれっきりあまりお聴きすることがなかったので、あっけらかんと語るもんだなぁ…と手術に関しては思ったりしていました(後に、淡々としてるのも無責任だった…とかもおっしゃってましたが)。その後これでもか!これでもか!とお身体の話だけじゃなく山あり谷ありでバタバタしたことや、4月末のモーニング関ジャーニーや、ボク。のメトロックを見直した話を聴いて。今になっての勝手な想像でしかないけど、安田くん、当時は色々ありすぎてゆっくり一つ一つを受け止める暇もなかったんじゃないか、まだ単に話せる状態じゃなかったのかなと思いました。

LIFE IS出版の記事によると、昨年春に産声をあげたこの企画はおよそ一年がかり、今年の2月に根室で撮影を迎え、安田くんは厳しい環境の中で死に向き合ったそうで。

どれだけ勇気を出して厳しい環境に自分を置いて必死に向き合った後でも、変わってしまった生活や身体は元通りにはならなくて、話しながら泣いちゃう日だってある。そんな姿、人に見せたくないなと思えば話さなくてもいい。でも安田くんはつらくても、泣いてでも、この経験を共有することがきっと誰かを照らすのかもしれないと話すことを選ぶ。強い人です。強くあろうと必死にもがけることが”強い人”なんだと思うのです。

Smile Up Projectでオモイダマを披露した日「ヤスが話した方がいい」とメンバーに押され、FC会員対象ではなく完全にオープンな場に向けてご挨拶・自分の手術について話した安田くん。私は、安田くんがそれを話すことによって心ない人に何か言われるのではないか、と勝手に不安になり、安田くんをFC限定の小さな箱に閉じ込めておきたいような気持ちにもなっていました。でも安田くんは、骨を切って外して…とジェスチャーつきで画面の向こうの誰かに向けて真っ正面から話し(手話だったのかな…不勉強でごめんね)自分自身に対しても、画面の向こうの誰かに対しても目をそらすことがなかった。改めて、大変な手術だったこと、今も変わらない笑顔で笑っていてくれることがどれほど尊いことなのか思い知らされました。安田くんは絶対に、目を背けない。真っ直ぐ。その言葉は多くの人に届いたようでした。安田くんの挨拶の後、エイトがリモートで投げたどストレートのオモイダマはたくさんの方のキャッチャーミットにずばっと収まったようで、動画のコメント欄は、私が怯えたような悪意に溢れたものではありませんでした。「私も安田くんと同じ病気をして…勇気をありがとう」「元気をもらいました」「色つき眼鏡の理由知らなかったごめんね」「オモイダマ、とてもうれしかった」「オモイダマ、すごく届きました」なんてとても優しい言葉で溢れていました。

安田くんは、偽ること、隠すことを好まないようで、傷だらけでも丸腰でもゴリゴリ前進していく。(これエイトみんなそんなかんじかも…)誰だって隠すこと、偽ることは好まないだろうけど、でも100パーセントの自分をさらけ出して、それで人に悪く言われるのは怖いんじゃないだろうか。少し本当の自分を隠しておいて、ちょっと避難場所を確保しておこうとするもんじゃないだろうか。

自分はこれがいいと思っても、必ずそれを好まない人っていうのは出てくる。出来るだけ多数の人が満足出来る道を探そうと思っても、全員の満足する結論はないし。それなら、多数の人が満足してくれそうでいて、自分の気持ちを偽らない判断をして、一生懸命生きる。何かを決める時はそんなかんじなのかもしれないな。そうだ、いつか「僕の人生の選択を喜んでくれる人と共に歩いていきたい」ともおっしゃっていたね。この時は結婚について聴かれてのコメントだったので、「じゃあ結婚してほしくないって言うファンはいらないってこと?!」と怒っていらっしゃる方もいた。そう。誰もが納得する結論なんてない。だから安田くんは「応援してくださっている大切な皆さんが見たことのない等身大の僕を写して欲しい」と、誰かしらは文句を言うだろうけれどそれでも自分がやりたいと思ったこと、それを応援してくれる人を大切にしようとしてくれる。それは、自分に反対する意見は糞リプ、ガン無視っていうのではなく、みんな受け取り方は様々で当然、という考え方の上でのこと。安田くんを応援しているけれどその写真集は見られそうにない、という人には、そうやんな~またいつか読みたいと思うことがあったら読んでみて、無理しなくていいよと笑いかけるだろうし、読むよ!読みます!泣きながらでも読みます!!という人には、ありがとう~でも無理せんとってな!と眉を下げて笑うのだろうし、全く受け付けない!という人には、いいと思う、無理して読むもんでもないよとやさしく微笑むのだろうと思うのです。

私は相変わらず、心ない人のしょーもないツイートに悲しんだり悔しくなったりとメンタル弱々なので、あぁっ…心配です…心ない声(建設的で知性のある反対意見とは別のやつ)が安田くんの耳に届きませんように…あぁ…。と、へろへろと祈っているのですが、きっとオモイダマが多くの方に届いた時のように、真っ直ぐな安田くんの言葉、気持ちを真っ直ぐ向き合ってくれる方もたくさんいらっしゃると信じたい。病気の話で気を引こうとしているだなんてそんなしょーもない気持ちこれっぽっちもないんだと、安田くんを見てもらえれば分かってもらえると思うから。

根室の雪のように白い気持ちがたくさん安田くんの目に映りますように。

 

2017年の2/9、私は何をしていたんだろうとふと気になり、ほぼ日手帳を読み返してみました。

欄外には「ほんとうになにかを伝えたいというときには、絶対に「ことばがきれい」なほうがいい」と糸井重里さんの言葉が載っていて、オレンジのマーカーでぐるぐるマークしてありました。

 あと2月の最初には「A mal tiempo, buena cara.(天気が悪い時に、笑顔=逆境の時にも笑顔を)」とメモしていて、安田くんに思いがけないプレゼントをもらった気にもなりました。

 

9/24、安田くんに触れてみます。

推しの押しを推す話

「関西、何か動きがあるんじゃないか…」
翌日のWSのトピック一覧に関ジャニ∞  ジャニーズWEST  なにわ男子 Lil かんさい Aぇ!groupの名前が並び、関西推しのみなさんの高まるワクワク。
 
6月27日。朝起きたら発表されてました!
「Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025~大好きなこの街から~」
 
7月28日(なにわの日)から始まる関西ジャニーズ勢総出演の生配信イベント!
なんでも関ジャニ∞は7月28日の合同ライブと、8月8日のエイトの日に松竹座の舞台からライブをお届けなのだとか…!!
 
すごい。うれしい。さすが。すごい。すごい…!
私はエイト以外ほぼ無知なのですが、これは…!全日観たい…!!全ツしたい!!これを機会に関西組しっかり履修したい…!祭だ~~!!!!!
 
 
思い返せば私のジャニオタの始まりはV6でした。
ジャニーズ=ほぼほぼ東京勢だったし、ジャニーズに限らずいつも日本の中心は東京。東京。東京…(首都が東京なんだから当たり前といえば当たり前なんですけど。)大好きな推しももちろん東京組だし(細かいこと言えば神奈川)Myojo読んでてもやっぱり”東京!”なんだよね~~いいな~~東京~~うらやましいな~~東京か~~はぁ~~…と東京に憧れ、なんで私東京(東京近辺でも可)に生まれなかったんだろ~…と思っていました。
そんなある日。LOVE LOVE あいしてるを好きで毎週観ていた頃でしょうか…?(疎いもので違ってたらごめんなさい…。父親譲りの吉田拓郎さま好きだったため、KinKi目当てではなかったのですが観てました…未だに閉所恐怖症の歌を思い出します。)KinKi Kidsのデビューが決まりました。「硝子の少年」めっちゃくちゃオシャレで影のつきまとうメロディ。ジャニーズのデビュー曲といえば、元気!だったり明るい!健康的!メジャーな曲…だと思っていたのにこれは…?!衝撃でした。

流行りのJ-POPとは一線を画した昭和っぽさ。ジャニーズ好きな女子だけでなくうちの父すら聴きたがる、シンプルな歌い方・きれいな声で紡がれた美しいメロディは瞬く間にお茶の間に受け入れられていきました。学校に行けば話題は「剛派?」「光一派?」「金田一観た?」「若葉のころ」「KinKiのアルバム聴いた?買ってないの?!じゃあ貸してあげる!」とKinKiで持ちきり。


近畿を名に背負った二人組は、関西の女子達にとどまらず全国的に、かっこいい!好き!歌がいい!しかもトークが面白い!と騒がれ、曲を出せばランキングの常連に。世界が動いたのが分かりました。東京に憧れ、東京(もしくは東京近辺)に生まれなかったことを残念に思っていたけれど、関西も捨てたもんじゃないな!!!KinKi Kidsの二人は私にそう思わせてくれました。(なんならKinKiのトークが面白すぎて、推しを観ていても「KinKiみたいな面白い話聴きたい~」と思ってしまうほど…失礼が過ぎるけど…。)
関西にもこんなヒーローがいるんだ!ってことがとてもうれしかった。本当に「関西も捨てたもんじゃない!!!」だったのです。大袈裟に聞こえるかもしれないけど、世界の狭い関西の女子中学生にとってKinKiの存在は「希望」でした。


で、それならKinKiに移動するのか?というと…そういうこともないまま私のジャニオタ第一期は高校卒業とともに終了しました。テレビをあまり観ないうちに数年が経ち、仕事で疲れきった時に嵐きっかけでジャニーズのいる世界に戻ってきました。嵐伝いに関ジャニ∞の存在を知り、動画サイトで超低画質のExplosion(顔はほぼ分からない笑)を観てダンスとか曲かっこいい~!などと思っておりました(でも顔はほぼ分からない笑)。


が、またしても推しは東京組。さらに、お友達が誘ってくれるがままにKAT-TUNNEWSのコンサートに行き、わぁ~こんな楽しい世界があったんだ~~!とふわふわ色んなグループを漂い、かけもちしたりしてました。そうこうしているうちに、エイターの友達が寝起きドッキリ観せてくれたり(ヨコの名前が変わってることに気付くデータ古すぎ人間)「元気コン行かん?」と誘ってくれました(周りジャニオタばっかり)。どこのコンサートに誘われても予習をしっかりして行きガンガンに楽しむ私ですが、エイトは予習の段階でこの声は誰??と友達に尋ねるくらい安田くんに声落ち。そして生で観てしまったらキュンキュンが止まらず、いやいやそんな…いつもの浮気ですよ…根っこは嵐なんで…とか言ったまま好きが止まらず安田くんに、安田くんのいるエイトに移動してしまっておりましたすごいよね安田くんの引力。と最終的にはここにたどり着いたわけですが。
私が嵐ファンの世界から見ていたエイトは、何かすごかった笑「VS嵐は終わりや~!」とレンジャースーツを着込んで7人で飛び込んでくるエイトは何かすごかった笑(そして負けて帰るというオチもしっかり付いてる)ビタスイを歌う嵐目当てでMステを観たら、なんっかよく分かんないんですけどキンッキンに髪染めてそれはもうチンピラ~~なエイトがガタイのよいお兄さん方に囲まれていかつい曲歌ってる何この熱さ。何このいかつい世界観。最後キメのポーズの時に錦戸くんが丸山くんのポーズが面白くて笑っちゃってる。なんかよく分かんないけどキングオブ男!ぎらぎら。すごい。熱い。暑苦しいくらい熱い。何かすごい。何か気になる。


推しはいつも東京組だったものの常にある関西組の影。なんか面白い。なんか気になる。その思いが募り、関西人はとうとう関西に帰ったのでした。
 
エイトを追いかけ始めてしばらくすると「デビューの頃から知ってたの?」と聞かれるくらいエイトの知識が増えました。まさかまさか。落ちたのつい最近ですから。エイトが、デビューの頃はああでこうで…っていうような話を今もよくするんですよね。(それでメンバー同士、あぁ~あったなぁ~!って何度も同じ話で盛り上がってるのが楽しそうでかわいいなぁ!と思う。)仕事をしてて仕事帰りにレッスンに来てた。仕事がなかった。お金がなかった。親に借金してた。席が埋まらなかった。悔しかった。衣装に下地がなくてペラペラだった。合宿所で朝ご飯が人数分なかった。グリーン車の切符を払い戻して浮いたお金でごはんを買ってた。衣装に裏地がついた!!誰も前を歩いている人がおらず全てが手探りだった。モンハン好き好き!って言ってたらモンハンのCMをゲットした!!モンハンのアニメ主題歌までゲットした!!


 他のグループを追っていた時には見たことのない世界でした。「待ってても誰も何もしてくれない」「仕事は自分から取りにいくしかない」認知度が上がり5大ドームツアーを開催出来るようになっても貪欲な姿勢は変わりません。私がエイトを初めてしっかりと意識して観たキングオブ男!の時と形こそ変わってしまったけど、ぎらぎらと上を・前を目指す精神はそのまま。その精神こそがエイトなんでしょうね。シュッとしてることがかっこいいという風潮の中、ここまで貪欲で、その貪欲さを隠そうともしないところ。私が感じた「何かすごいな」はきっとこれだった。不器用なほど真っ直ぐで、真っ直ぐであることに怯えがなくて、熱くて。その真っ直ぐさが眩しくてうらやましくて。自分もそうでありたいな、とか、頑張る勇気を分けてもらえるような。
 
エイトの形が少しずつ変わっていく中、おおくらくんとヨコは「自分たちは道がなくて苦労した、同じ思いを後輩にはさせたくない」と後輩のプロデュースに名乗りをあげ、積極的に取り組んでいました。自分たちのライブも控えた中、レギュラーの仕事をこなしながら、後輩に力を知識を経験を注ぐのって並大抵のことじゃない。(それを良くは思わなかった人もいらっしゃいましたが…。)教えることで自分が教わることはとても多いと私は思ったし、自分もバタバタしている時に他の子のことを思って動ける度量がすごいな…と尊敬するしかありませんでした。おおくらくんとヨコは自分の持っているものを押しつけるのじゃなく、後輩を思い、必要だと思われるものをぴったりの形で渡してくれる人だと、絶対的に信頼しています。自分たちの苦労を苦労のまま後輩に渡さない、それってすごいこと。「後輩潰してやりますよ!」と言ったヒナちゃんといい「自分を変えてくれた”憧れ”への恩返し」だったりもするのでしょうか。
決して自慢でも他を見下すでもなく、極めて冷静に考えているつもりなのですが(トンチンカンだったら笑って許して)、エイトの壁を越えるのはなかなか難しい、後輩たち、大変だな。と。まだまだ「後輩潰します」と笑って先を目指し続けるエイト先輩の壁は本当に厚い。優しくて、厚い。
関西組、いいね。
 
 忘れられない景色がありました。音楽番組で飛天の間の床を這いつくばっていたエイトの姿。歌詞通りに這いつくばっていました。エイトにとってはただの演出だったかもしれないし、もしかしたらすごく悔しかったかもしれないし、それは分からないけど。私は勝手に大変悔しく思いました。そこから数年後、エイトは同じ番組で堂々とトリを務め、「なぁ友よ 人生って最高だろう?」と高らかに歌っていました。「エイトは強いよ」とおっしゃったらしいジャニーさんを思い出しました。忘れられない景色が一つ増えました。
後輩のプロデュースしたい!医療従事者の支援になるLINEスタンプを作る!エイトとエイターで歌詞を作りたい!動画をあげたい!この曲を届けたい!メッセージを届けたい!!!!!やりたい気持ちをどんどん押していくエイト。色んな経験を積み、いつでも主体的に動いてるところが本当にかっこよくて、かっこよくない弱々の時だってキラキラして見えて、”伝えたいこと”が真っ直ぐ届いてくる。好きでよかった~~!と毎回毎回思わされます。あの頃の悔しかった、を笑って話せる、時間はかかってでも”やりたいこと”を”やれること”に変えられる。ここまで来られたのは自身の頑張りとか、あと「ありがとう」の気持ちなんだなぁ…。めっちゃ好きです関ジャニ∞
 
その関ジャニ∞がおそらくやりたいやろうやりますとガンガン押したのであろうと勝手に想像しているJohnny's DREAM IsLAND 2020→2025~大好きなこの街から~
生配信のお知らせを聞いた瞬間、KinKiがデビューした時に「関西捨てたもんじゃない!!!」と感じたあの時が蘇りました。ずっと関西組は干されてる…と聞いていたけど、掴み取ったこのライブ。上から振ってきたものじゃない、掴みに行ったライブ。どんなに干されても、もう大阪感のある曲はええわ他の曲がやりたい、と言ってもずっと”なにわの日”を大切にしてくれるエイト。エイターの希望であると同時に、関西の希望です。
 
楽天が日本一になった時の星野さんのインタビューを聞いた時と似てる。『東北のプロスポーツチームが日本一になる』という事の計り知れないパワー」というツイートを拝見しました。ライブが出来る!ライブが観られる!だけに収まらない何とも言えないこの震えるような興奮はなんだろうと思ったのですが、そういうことなんだな…!(勝手に引用ごめんなさい。リンクの貼り方が分からず…)と興奮したまま今書いてます。
 
それぞれの大好きなこの街から見届ける関西ジャニーズ勢総出演ライブ。
みんなの「よっしゃー!負けへんぞー!!」の声が聞こえてくる気がします。
楽しみ!!!!!君たちは明日の光だ!!!!!